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重症児者家族に癒やしを 仙台のNPO、10日に会員制カフェ開店

オープンを直前に控えたカフェで打ち合わせをする、あいの実のスタッフ=仙台市泉区実沢中山北

 仙台市泉区のNPO法人「あいの実」は10日、重症心身障害児者(重症児者)の家族が対象の会員制カフェ「ハニーナップカフェ」を同区実沢中山北の法人事務所内にオープンさせる。介護に追われる家族の「リラックスしたい」「同じ境遇同士で情報交換したい」といったニーズに応えるのが狙いだ。

 カフェの利用は、重症児者と同居する家族が対象で会員登録が必要。事務所内のレクチャーホール(約35平方メートル)に16席を設け、セルフサービスのコーヒーや紅茶を無料で提供する。大きなガラス窓があり、木製の床に家具を配置するなどし、開放感と温かみのある空間を演出した。
 あいの実は、重症児の放課後デイサービスや入浴サービスを手掛ける。家族から「来客があっても(介護で)片付けに手が回らず、自宅に迎え入れられない」「車いすで気軽に入れるカフェがない」などの悩みを聞き、家族が友達と気兼ねなく過ごすことができ、くつろげる場所を提供しようと思い立った。
 カフェは3カ月に1回程度、アロマキャンドル作りやバーベキューなど余暇を楽しむイベントスペースとしても活用する。あいの実の久保潤一郎事業推進課長(44)は「施設利用者以外も気軽に来てほしい。友人を連れて思い思いの時間を過ごしてもらいたい」と話す。
 開店時間は平日の午前10時〜午後4時。連絡先はあいの実022(346)1730。


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2018年03月07日水曜日


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