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仮設生活ねぎらい合う いわき・双葉町民自治会が分散会

住民たちが思い出などを語り合った分散会

 東京電力福島第1原発事故に伴い、全町避難が続く福島県双葉町の町民が暮らすいわき市南台の仮設住宅団地で3日、住民有志による「はなみずき自治会」の分散会があった。
 同市勿来町酒井に今月完成する災害公営住宅などに移る住民ら約30人が団地の集会所に集まり、解散を確認。食事をしながら長い人で約6年半に及んだ仮設生活を振り返り、転居先などの情報を交換し合った。
 入居者は一時約245世帯430人に達したが、空き室が増えて自治会は2016年に解散状態に。交流行事が減り、住民がこもりがちになる状況に危機感を抱いた有志が17年春にはなみずきを設立した。
 茶話会を毎月催し、花見会や夏祭りなどイベントも開いたほか、支援活動の受け皿も担った。会長の松本節子さん(67)は「部屋の外に出て周りの人と話すと気持ちも変わる。活動して良かった」と話した。
 双葉町は主に町民が入居する勿来町酒井の災害公営住宅を町外拠点に位置付けており、仮設住民の多くは同住宅に移る。


2018年03月07日水曜日


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