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<仙台中学生自殺>いじめ再発防止へ6項目 仙台市議会特別委が中間報告素案

 仙台市議会いじめ問題等対策調査特別委員会(佐藤正昭委員長)は7日の理事会で、再発防止策などを盛り込んだ中間報告書の素案を示した。各会派で素案を協議し、加筆修正して4月下旬の特別委での決定を目指す。中間報告を踏まえ、市に対して迅速な施策の推進を求めていく。
 素案は特別委などの議論を基に作成。「再発防止策のポイント」として6項目を提案した。いじめを認識した際の適切な初期対応が重要として、情報共有体制の確立などを要請。教職員の役割分担などを明確化する必要性を訴えた。発達に特性がある児童生徒への理解不足も挙げ、支援の充実を求めた。
 「課題と対策」として7項目を提示し、学校、保護者、地域住民などそれぞれの立場で取り組むべき対策を整理した。教育委員会が抱える課題として、教職員の多忙化で児童生徒と向き合う時間が不足していることなどを指摘。「いじめは全ての子どもに起こり得る」との認識に立って、いじめ相談窓口の周知徹底を図ることなどを求めた。
 終了後、佐藤委員長は「私たちの議論が政策に生かされていない部分もあり、総合的に提案する。いじめの認知が重要で、今後議論を深めて強く打ち出したい」と話した。


2018年03月08日木曜日


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