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登山家の田部井淳子さんしのび故郷の自然巡ろう 4月に福島・三春でツアー

ツアーで田部井さんが撮影した滝桜=2014年4月23日、福島県三春町

 登山家で2016年10月に77歳で死去した田部井淳子さんの故郷、福島県三春町を訪ねるお花見ツアーが4月18、19の両日、現地で開かれる。参加費の一部は、田部井さんらが発案し、東日本大震災の被災高校生を対象に毎年夏に実施する「東北の高校生の富士登山」の費用に充てられる。
 ツアーは18日午前10時、JR福島駅に集合し車で三春町方面へ移動。ミズバショウの群生地・仁田沼などを散策後、田園生活館に宿泊する。19日は日本三大桜の滝桜などを見てハイキングをした後、午後3時にJR郡山駅で解散する。
 ツアーは田部井さんの発案で2010年に始まり、田部井さん自身がガイドを務めた。震災で11年は中止したが、12年からは「東北応援企画」と題して毎年この時期に開催してきた。
 田部井さんが亡くなった後は家族が遺志を継ぎ、昨年は夫で登山愛好家の政伸さん(76)、長男進也さん(39)が同行。今年は政伸さんが参加し、田部井さんの思い出を語るトークイベントを行う。
 ツアーを企画する西遊旅行の担当者は「田部井さんをしのびつつ、被災地や被災生徒の支援につなげたい」と参加を呼び掛ける。
 参加費は1人2万4000円。連絡先は西遊旅行(0120)811391。


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2018年03月08日木曜日


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