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宮城と山形交流深化 両県、新連携構想案を公表

 宮城、山形両県は8日、両県の連携基本構想「みらい創造! MYハーモニープラン」の後継となる新構想案を公表した。実施期間は2018年度から10年間を想定。東日本大震災で培った連携を踏まえて防災、観光、経済などの分野で一層の交流を促し、東北の中枢圏域の形成を図る。
 自然災害の発生や人口減、訪日外国人旅行者(インバウンド)の増加など社会変化に対応するため、両県が共同で(1)安全安心な地域・暮らしの実現(2)観光・交流の促進(3)産業・経済の振興(4)交通基盤の形成−の各施策に取り組む。
 地域・暮らし分野は、震災の経験を生かした防災教育の普及や、物資・医療支援の拠点になる防災関連施設の相互活用を推進する。両県の大学の地域貢献活動を強化。圏域の仕事や住環境の魅力を前面に出した移住促進にも取り組む。
 観光・交流分野はインバウンド推進による交流人口の拡大を重視。観光資源や食、歴史、医療を組み合わせ、外国人のニーズに応じた多様な広域観光ルートを企画する。国際線のある仙台空港などを起点とする2次交通を拡充する。
 産業・経済分野は仙台市への建設が確実視される「次世代型放射光施設」などを生かした企業誘致と地元企業の参入に力を入れる。交通基盤分野は、国道48号など両県の横軸を形成する国道の機能強化を進める。
 22日までパブリックコメント(意見公募)を行った上で、月内に構想を最終決定する。


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2018年03月09日金曜日


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