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身元不明の遺骨31柱 いつか家族の元へ 石巻で慰霊法要

身元不明者の冥福を祈る僧侶ら

 東日本大震災の犠牲者とみられる身元不明の遺骨が安置されている宮城県石巻市南境の石巻第2霊園で8日、市内の住職による慰霊法要が営まれた。
 石巻仏教会と石巻地方の曹洞宗寺院で組織する曹洞宗県第13教区が企画。各宗派の僧侶や市職員合わせて約40人が出席し、納骨堂の前で読経と焼香をして犠牲者の冥福を祈った。
 石巻仏教会の北村泰秀幹事(70)は「震災からこれほどの時間が過ぎても、家族の元へ帰れない身元不明者が多い。身元が明らかになって引き取り手が現れることを願いながら、供養を続けたい」と語った。
 市によると、身元不明の遺骨は31柱あり、本年度は2柱の身元が判明し、家族に引き渡された。石巻仏教会などは2011年から毎年、犠牲者の法要を開いている。


2018年03月09日金曜日


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