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<福島第1事故>原発集団訴訟で新たに182人提訴

 東京電力福島第1原発事故の被災者が国と東電に損害賠償などを求めている福島地裁の集団訴訟で、新たに福島県内外の130世帯182人が9日、1人100万円の慰謝料を求める訴えを起こした。
 原告側は、2016年12月に提訴した295人と審理を併合するよう地裁に申請。地裁が17年10月に判決を言い渡した同種訴訟と合わせると、原告は計約4300人となった。
 訴えによると、原告側は原発事故による放射性物質で平穏に生活する権利が奪われた。空間放射線量の原状回復は「(16年12月提訴の)原告が既に求めている」として請求を見送った。17年10月の判決は原状回復の訴えを退けた。
 福島市内で記者会見した原告の一人、南相馬市原町区の商店経営管野英明さん(58)は「母親が避難中に亡くなり、東電に慰謝料を請求したが拒否され、提訴に踏み切った。国や東電の姿勢を改めさせたい」と話した。


2018年03月10日土曜日


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