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<福呼ぶ酒>人と人結ぶ 福島大生が育てたコメで醸造

オリジナルの日本酒をPRする大泉さん(左)とゼミ長の間宮疾人(はやて)さん

 福島大オリジナルの日本酒「福島大学の純米吟醸」が発売された。福島市の農園でコメ作りに取り組む経済経営学類のゼミ生が、酒米の栽培から醸造まで関わった「地産地消酒」だ。

 火入れの「福」と生酒の「結(むすび)」の2種類で、本年度初めて育てた酒米「五百万石」を使用。市内唯一の蔵元「金水晶酒造店」が醸造した。すっきりした飲み口が特徴という。
 作業に携わったのは小山良太教授(農業経済学)のゼミ生。学生たちは2014年から、東京電力福島第1原発事故の影響を受けた福島県産米の価値向上を目指し、コメの栽培やコンテストの開催を続け、新たに地酒造りに挑んだ。
 酒担当班長の2年大泉孝平さん(20)は、酒だるにこうじを入れて混ぜる「櫂突(かいつ)き」などに関わった。「朝寒い中の作業で、おいしい酒を造る酒蔵の努力を感じた。多くの人に飲んでほしい」と話す。
 福は2400本、結は300本限定で、ともに4合瓶1580円(税別)。大学生協と金水晶酒造店、地元のふくしま未来農協の直売所や福島県酒類卸のウェブサイトで取り扱う。


2018年03月10日土曜日


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