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<震災7年>相馬市民の台所が19年度にも復活 水産物直売所、市が建設

震災前の水産物直売所。多くの市民でにぎわった

 相馬市民の台所として親しまれていた水産物直売所が、2019年度中にも再オープンする見通しとなった。東日本大震災の津波で建物が流失し、復旧策が探られていた。市が施設を整備し、新たに設立する法人に運営を委ねる方針だ。
 建設予定地は同市原釜地区の福島県有地。床面積650平方メートル規模の建屋と広さ1000平方メートル程度の駐車場を整備する。市は18年度に実施設計に入り、19年度の着工を目指す。
 直売所は相馬双葉漁協(相馬市)が設置し、10店以上の水産業者が地場産の鮮魚などを販売していた。震災後、漁協から再整備を望む声が上がっていた。
 運営を担う法人は市や民間業者が出資して設立する予定。水産物にとどまらず地元の農産物など幅広い商品を扱い、福島市方面からも集客を図る。
 立谷秀清相馬市長は「直売所は観光、漁業の振興に有効だ。東京電力福島第1原発事故に伴う風評被害の克服に向けても必要性が高い」と話す。


2018年03月11日日曜日


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