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<震災7年>生きた証し語り継ぐ 慰霊碑除幕式

海が見える高台の公園に建てられた慰霊碑=11日午後1時15分ごろ、宮城県石巻市北上町十三浜

 東日本大震災で被災した宮城県石巻市北上町十三浜で11日、市が建立した慰霊碑の除幕式があり、遺族ら約300人が手を合わせた。
 黒御影石の慰霊碑は幅4メートル25センチ、高さ2メートル70センチ。北上地区で被災した犠牲者ら264人の名を土台に刻み、中央の柱の上には旧北上町の町鳥「イヌワシ」を配置した。津波を乗り越え、復興を目指して力強く羽ばたくメッセージを込めた。
 除幕式では、両親と長男=当時(23)=、長女=同(9)=を亡くした奥田江利子さん(53)が遺族を代表し、「遺族の心のよりどころになると安堵(あんど)している。ここに暮らしがあり、犠牲となった方々が確かにこの地にいたと語り合える集いの場になることを願っている」と述べた。
 慰霊碑の隣には遺族の寄付で整備した「希望の鐘」を並べ、別の場所にあった旧吉浜小の慰霊碑も移設した。


2018年03月12日月曜日


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