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漫画で震災の教訓学ぼう 宮城県教委

県教委が作成した防災学習本

 宮城県教委は、地震や津波から身を守る方法などを漫画で学ぶ防災学習本を作成した。主人公の男子児童と子どもの頃に被災した父親との会話をストーリー仕立てにし、東日本大震災の教訓を分かりやすくまとめた。
 漫画は、震災から30年が経過した県内沿岸部の架空の町が舞台。親子のやりとりを通じ、津波被害や避難所生活の様子、被災地支援や語り部による震災伝承などの取り組みについて理解を深めてもらう内容だ。
 県内の学校で使用する防災学習の副読本をベースに、津波の速度や地震の強さなどに関するコラム、被災者の体験談や被災地の写真も収録。児童生徒が自主学習などにも活用できる。
 防災学習本は120ページで、月内に2万9000冊を印刷する予定。県内に加え、震災支援への感謝を込めて全国の小学校や公立図書館などにも寄贈する。
 県教委スポーツ健康課の担当者は「震災後に生まれた子どもが増え、記憶の風化が進んでいる。漫画をきっかけに防災意識を高めてほしい」と話した。


2018年03月13日火曜日


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