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遺贈の屋敷門が目印 東北大の新保育所完成

遺贈された屋敷門を看板に利用した星の子保育園

 東北大が大学病院(仙台市青葉区)の事業所内保育所を移転、拡充して4月1日に開所する「星の子保育園」の完成記念式典と内覧会が13日、仙台市青葉区八幡1丁目の現地であった。
 大学病院の南西約500メートルの住宅街に完成した。敷地面積は約1320平方メートル。鉄筋2階の園舎は延べ床面積約930平方メートル。定員120人で0〜6歳の子どもを預かる。病院や医学部の教職員、大学院生が利用可能。民間の保育サービス会社に運営を委託する。
 総事業費は約3億円。敷地は2015年2月に101歳で亡くなった吉村しげをさんの宅地で「医療の発展に役立ててほしい」と東北大に遺贈した。庭にあったシダレザクラなどの大樹を引き継ぎ、木の屋敷門を保育園の看板に生かした。
 東北大は青葉山キャンパス(青葉区)にも100人規模の保育所を整備中。川内北キャンパス(青葉区)には「川内けやき保育園」(定員30人)がある。
 大学関係者や住民ら約70人が出席した記念式典で、里見進総長は「青葉山の保育園が開所すれば、東北大の事業所内保育所の総定員は計250人。国立大では最大規模となる。優秀な教員、学生を確保する一助にしたい」とあいさつした。


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2018年03月14日水曜日


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