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<ベガルタ>ジャーメイン「速さ生かす」 守備の裏突く意識

紅白戦で大岩(左)をかわしてドリブル突破を図るジャーメイン

 主戦場は「裏」。守備ラインを高く保つ両チームの一戦は、DFとGKの間に広がるスペースでの攻防が鍵となりそうだ。戦術の成熟度で上回る仙台は巧みな連係で素早くボールを動かし、多くの決定機をつくりたい。
 横浜Mは、今季就任したポステコグルー監督の下、高い位置で積極的にプレスをかけて攻めに出るスタイルに挑戦している。公式戦は1勝1分け2敗と結果が出ていないが、就任5年目の渡辺監督は「Jリーグで見たことのない立ち位置を取ってくる」と警戒。練習で守備ラインの裏を突く意識を植え付けた。
 13日の紅白戦では庄司とボランチを組んだ板倉が攻撃に絡み、ジャーメインら3トップも前線から相手に重圧をかけ続けた。板倉は「後ろとバランスを取り、好機があれば攻撃をどんどん仕掛けたい」と意欲的。ジャーメインも「大きなスペースがあり、自分の特長のスピードを生かしやすい」と意気込む。
 燃える理由もある。東日本大震災から7年を前にした10日、ホームのユアスタ仙台に神戸を迎えたリーグ戦で終盤追い付き、1−1のドロー。最後まで諦めない姿に、スタンドで観戦した常田は「次も『やってやる』という気持ちがある」と励みにした。諦めずに裏を突き続け、今季のルヴァン杯初勝利をつかみ取る。(原口靖志)


2018年03月14日水曜日


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