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再開中学、48人巣立つ 楢葉、南相馬・小高 

抱き合って別れを惜しむ楢葉中の卒業生たち=福島県楢葉町
在校生や教員と別れを惜しむ小高中の卒業生=南相馬市小高区

 東京電力福島第1原発事故で被災した福島県楢葉町と南相馬市小高区で13日、中学校の卒業式があり、合わせて48人が学びやから羽ばたいた。ともに昨年春、地元で授業を再開していた。
 楢葉中では3年生20人が式に臨んだ。うち8人は、昨春まで仮設校舎のあったいわき市から通学した。
 生徒会長の宮本美紗登さん(15)は楢葉町に戻り、部活動は剣道に打ち込んだ。「生まれ育った楢葉でみんなと一緒に卒業できてうれしい。これからも学校と剣道で学んだことを生かしたい」と話した。
 小高中は28人のうち地元通学が4人。南相馬市原町区の避難先から通った生徒会長の宮西達也さん(15)は「文化祭開催が最高の思い出」と笑顔を見せた。
 新入生を合わせた新年度の生徒数は楢葉中33人(本年度比10人減)小高中59人(7人減)の見通し。避難指示は、楢葉町が2015年9月、南相馬市小高区が16年7月に解除された。


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2018年03月14日水曜日


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