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<石炭バイオマス混焼発電所>石巻で営業運転開始 国産未利用木材も活用

営業運転を開始した発電所

 東日本大震災で被災した宮城県石巻市雲雀野(ひばりの)地区に石炭バイオマス混焼発電所が完成し、現地で16日、竣工(しゅんこう)式があった。日本製紙(東京)と三菱商事パワー(東京)が出資した日本製紙石巻エネルギーセンター(石巻市)が建設し、同日までに営業運転を開始した。
 発電所は敷地面積11万2000平方メートル。発電出力は14万9000キロワットで、年間発電量は一般家庭30万世帯分に当たる。関電エネルギーソリューション(大阪市)に販売する。
 燃料の石炭は主にオーストラリア、木質ペレットはカナダやベトナムからそれぞれ輸入し、国産の未利用の木材も活用する。発電所に隣接する日本製紙石巻工場で使った水を再利用し、同工場で排水を処理する。
 竣工式には石巻エネルギーセンターの関係者ら約150人が出席。同社の東藤芳臣社長は「地域に誇れる発電所が完成した。震災から7年が過ぎ、復興は道半ばだが、地域が発展するよう全力で事業に取り組む」と述べた。


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2018年03月17日土曜日


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