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「新たな歴史つくる」宮農高の新校舎完成 在校生や周辺住民ら内覧

完成した宮城農高の新校舎

 東日本大震災で被災した宮城農高の新校舎が名取市内陸部の高舘地区に完成し、17日、在校生465人と周辺住民ら向けの内覧会があった。同校は沿岸部にあった旧校舎が津波で全壊し、新校舎近くのプレハブ仮設校舎で授業を続けていた。
 新校舎は鉄筋2階の校舎棟と体育館、寄宿舎などから成り、延べ床面積は計約2万4000平方メートル。周辺には実習田や野菜畑、果樹園、花畑、畜舎などが広がる。生産物を加工して地域住民に提供できる場所も設けた。総事業費は約212億2500万円。
 生徒たちは校舎内を見回った後で体育館に集合し、佐々木英一校長の講話を聞くなどした。農業クラブ会長の2年島貫萌さん(16)は「廊下を歩いても仮設校舎のように床が揺れず、造りがしっかりしている。きれいに使い、宮農の新しい歴史をつくっていきたい」と話した。


2018年03月18日日曜日


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