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春に雨、夏は晴天 丸森で伝統行事「奉射祭」

的に狙いを定める弓士たち

 丸森町小斎の鹿島神社で11日、五穀豊穣(ほうじょう)と地域の安全を祈願する伝統行事「奉射祭(やぶさめ)」があり、弓矢による神事が行われた。
 天候を占う神事で、目隠しをした神主が鳥居につるした大的を弓で射た。矢が的の白い部分に当たると晴れ、黒なら雨、外れれば風が多くなると言い伝えられる。今年は春に雨が降り、夏に晴天が続くとの結果が出た。
 裃(かみしも)姿の若者10人が弓士を務め、害鳥に見立てた28メートル先の的を射抜くと、観客が大きな歓声を上げた。開会に先立ち、関係者が東日本大震災の犠牲者を追悼して黙とうした。
 奉射祭は藩制時代に始まり、太平洋戦争などで中断された後、1991年に復活した。


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2018年03月19日月曜日


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