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ゆきちゃん天国へ 米で心臓移植の福島・棚倉の2歳女児 帰国後に容体が悪化

帰国前に元気な姿を見せていた祐綺ちゃん=今年1月(救う会提供)

 重い心臓病を患い米国で移植手術を受けた福島県棚倉町の中川西祐綺(なかがわさいゆき)ちゃん(2)が亡くなったことが22日、分かった。支援する「ゆきちゃんを救う会」(事務局・棚倉町)によると、帰国後に容体が悪化し、21日夜に大阪府内の病院で息を引き取った。
 昨年7月に移植手術を受けた祐綺ちゃんは今年1月の帰国時には歩けるまでに回復していた。経過観察のため入院していた府内の病院で体調が悪化。臓器移植後に発症しやすい腫瘍が腸に見つかり、転院して治療を受けていた。
 祐綺ちゃんは生後3カ月で拡張型心筋症と診断され、昨年6月に両親と共に渡米した。救う会は、手術などに必要な費用を集めるために募金活動を展開し、県内外から3億円を超える支援金が寄せられた。救う会顧問の藤田幸秀さん(32)は「ここまで生き抜いてくれた祐綺ちゃんと、支えてくれた多くのみなさんに改めて感謝したい」と語った。


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2018年03月23日金曜日


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