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<教育旅行>防災学習と観光を組み合わせた石巻圏コースはいかが DMOがパンフ改訂

改訂した教育旅行ガイドブック

 東日本大震災で被災した石巻、東松島、女川3市町の広域観光振興に取り組む観光地域づくり推進法人(日本版DMO)「石巻圏観光推進機構」が、教育旅行向けのパンフレットを改訂した。防災学習と観光を組み合わせたモデルコースを提案し、学びを支援する。

 パンフレットは、東北大災害国際研究所の監修を受けて改訂。39の施設や体験プログラムを「防災学習」「体験学習」「観光施設情報」に分類し紹介する。
 防災学習の場として、石巻市南浜町の震災伝承施設「南浜つなぐ館」、各市町の語り部ガイドなどを取り上げた。
 体験学習では農業や漁業の体験プログラム、観光施設としては昨年6月に開業した石巻市の「いしのまき元気いちば」、女川町中心部のテナント型商店街などを紹介している。各施設、体験場所を明記した地図を新たに盛り込み、教員らの旅程作成をサポートする。
 同機構によると、石巻圏に教育旅行で訪れるのは、北海道や東北地方の学校が中心。北海道の教員らを対象に昨年開いた説明会では「石巻圏がどのように復興に向かっているのか知りたい」などの意見が寄せられたという。
 同機構の飯島千恵さんは「被災地で学びたいというニーズはある。パンフレットに載せきれない情報もあるので、DMOが広域圏をつなぐプラットフォームとしての役割を果たしていきたい」と話す。
 パンフレットは5000部を作製。3市町の観光協会などに設置するほか、首都圏や東北、北海道の学校や旅行会社に送付する。


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2018年03月30日金曜日


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