Feature特集

春だから お弁当を作って出掛けよう

2017.04.20号掲載

あぁ 卵日和

朝ご飯、ちゃんと食べてますか? 河北ウイークリー編集部は、昨年10月の「ご飯をおいしく」特集に続く「朝ご飯企画」第2弾として、安くておいしい、栄養満点の優秀食材「卵」に注目。地元宮城の専門店「森の芽ぶき たまご舎」で卵のアレコレを教わった。(あ)


 保存は冷蔵庫の奥で 

黄身の大きさ同じ

訪ねたのは、村田町にある「ファームファクトリー」店。卵をたっぷり使ったスイーツの甘い香りにうっとりしつつ、統括マネージャー・一條信人さんから、レクチャーを受けた。

まずは良い卵の選び方。卵は重量でSから3Lに分けられるが、「黄身の重量はどれもほぼ同じです」と一條さん。えっ!? のっけからさらりと衝撃的な情報。つまり、サイズにより変わるのは白身の量なのだ。また、若い鶏ほど産む卵が小さくなる傾向があり、同じブランドなら、小さい方がより黄身に張りと弾力があるそう。「黄身を重視するなら小サイズ、白身を多く使いたいなら大サイズと使い分けるといいですよ」と教えてくれた。

殻の色が濃い「赤玉」と、真っ白な「白玉」は鶏種による違い。赤玉のほうが殻は硬いが、栄養的にはほとんど違いがないそう。味や栄養価を左右するのは、主に餌と育て方。「養鶏家ごとに、生臭さを抑えたり、甘味を際立たせたりするためのこだわりがあるんです」と一條さん。

におい移りに注意

保存方法のポイントは次の3つ。
①「とがった方」を下に 反対側の丸い方の内側には「気室」と呼ばれる空間があり、気室を下にすると黄身と気室内の空気が触れやすくなり、雑菌が繁殖しやすくなる。
②温度を一定に 頻繁な温度変化は劣化につながる。開け閉めが多い冷蔵庫内のドアポケットよりも、温度が一定に保たれる奥の方がお勧め。冷蔵で売られている卵を購入したら、なるべく早く冷蔵庫へ入れよう。
③におい移りに注意 卵の殻には呼吸用の小さな穴が開いていて、そこからにおいが移ってしまう。

表示される賞味期限は、「生で食べられる」期限。この日を過ぎても、しっかり加熱すれば1週間程度なら食べられる(卵の状態によるので注意を)。

一條さんの好きな食べ方は、卵かけご飯。特に、ご飯に黄身とシラス、刻んだ柴漬けをのせ、たまご舎で販売中の卵かけご飯専用のたれ「きみとぴったんこ」をかけるのがお気に入り。「卵の混ぜ具合やトッピングでさまざまな味の変化を楽しめます。ぜひ新鮮な卵で味わってください」とにっこり。

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作り方
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