Feature特集

G(GYOUZA)9を食べ尽くせ!

2017.06.29号掲載

G(GYOUZA)9を食べ尽くせ!
小さな皮に包まれたかわいいやつ。一口かじれば、野菜と肉のうま味がジュワー! 思わずこぼれる幸せの笑み。そう、それは餃子。7月1日㈯・2日㈰の2日間、全国からよりすぐりが集結する「全国餃子祭りin仙台」が開かれる。うずうずしてきた皆さん、まずは紙面で予習をどうぞ。(あ)

全国餃子祭りとは 
全国の有名餃子が集まり、出来たて熱々が食べられる餃子ざんまいの祭典。出店するのは「全国餃子サミット協議会」に加盟する9団体。これらは「加盟国」、または餃子(GYOUZA)の頭文字を取って「G9」と呼ばれる。地元からは新名物「仙台あおば餃子」が参加する。仙台での開催は昨年に続き2回目。

仙台特産の雪菜を皮に練り込み、具にも入れた、目にも鮮やかな緑色の餃子。野菜の甘味と豚肉のうま味が一体となったジューシーな具を、もちもち食感の皮で包んだ。青臭さはなく、一口食べると爽やかな風味が広がる。ヘルシー志向だけでなく、がっつり食べたい人も満足の味。
円盤形に焼き上げるのが特徴のふくしま餃子。祭りでは直径1mの巨大な鉄板に500個を敷き詰めて焼くパフォーマンスが見もの。ふたを開ける瞬間が見られればラッキーだ。皮は薄めのぱりっとした食感で、具はキャベツを中心に野菜が多めのあっさり風味。たれに一味唐辛子を加えて食べるとさらに美味。
言わずと知れた餃子の街・宇都宮から参戦するのは、超人気の老舗「宇都宮みんみん」。具は、たっぷり入った白菜の甘味とニンニクのうま味が決め手。「焼き」の技術の高さは全国屈指で、ごま油でかりっと焼き上げた皮とジューシーな具のコンビネーションが絶妙だ。つい「もう一個」と手が伸びる。
「ギョーザを味噌だれで」という新たな提案をするのが、「かわさき餃子舗の会」。地元産の原材料を使い、試行錯誤の末に完成した自慢の専用たれ「餃子みそ」を7、酢2、ラー油1のおいしく食べられる黄金比で提供する。外側はぱりっ、中はジューシーな餃子にとろ~りかけて、味の新境地を開拓してみては。
カルシウム、鉄分、タンパク質などを豊富に含み、「神の雑穀」とも呼ばれる地元産アマランサスを、皮と具に使用。信州味噌ベースのオリジナルたれが、もっちりとした皮によく合う。「長寿県・長野ならではの、おいしくて体にいい餃子を作りました。信州の大自然で育まれた味を堪能して」と、伊那餃子会。
裾野市の特産で栄養価の高いモロヘイヤを皮にたっぷり練り込む。具には豚肉やキャベツの他、地元産茶葉も使用した、地元愛にあふれる水餃子。油で焼かないヘルシーな餃子として女性の人気も高い。爽やかなグリーンの色と、風味豊かなスープに浮かぶぷりっとした皮の食感を楽しんで。
大正時代から焼き餃子の文化を育んできた浜松市。キャベツたっぷりの優しい甘味に、豚肉のうま味をプラス。あっさりした風味に程よくこくが加わり、いくつでも食べたくなる味だ。今回は、浜松餃子学会が研究に研究を重ね、「浜松餃子の神髄と呼べる境地に達した絶品ができました!」とは学会の弁。
直径15cmの大きな皮で豚ひき肉の具を包んだ、迫力の揚げ餃子。一つ一つ手で包み、約15分かけてじっくり揚げる。がぶりとかじると、口の中がジュワ~っと肉汁で満たされる。津市の学校給食で「思い出に残るメニューを」と考案されたのがルーツで、30年以上前から続く市民のソウルフード的存在だ。
製鉄で栄えた北九州・八幡地区で、労働者のスタミナ源として愛された餃子がルーツ。現在は具や皮、調理方法まで店ごとに多種多様に発展しているという。今回は、もちもち食感の皮でキャベツと豚肉の具を包んだ焼き餃子を提供。八幡ぎょうざ協議会は「柚子こしょうをつければ、ビールのお供に最高です!」と話す。

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