Feature特集

鉃道大好きオヤジとぶらり旅

2017.08.03号掲載

夏山で水遊び
太陽ジリジリ、汗がたらたら。この暑さを楽しく乗り切りたいなら、夏山のウオーターアクティビティーはいかが。谷川で、滝で、湖で、涼感あふれる水遊びを満喫してきました。(松)


 蔵王キャニオニング canyoning 
滑って飛んで スリル満喫!


自然との一体感やスリルを味わえるのが、フランス発祥のスポーツ「キャニオニング」。ウエットスーツやヘルメットを装着し、体一つで渓谷(キャニオン)の岩場を登ったり、滝を滑ったりする。

川崎町の笹谷峠周辺でツアーを主催する「ZAOC(ザオック)」代表のYz(ワイジー)さんとスタッフのヒデさんの案内で、宮城蔵王の山の中に分け入った。

この日の気温は30度だが、谷川の水は冷たい。水しぶきを浴びながらごつごつした岩肌を探り、沢を登る。滑りにくい専用シューズを履いているので、初心者でも登りやすい。水位が高く、足が着かない場所も、ライフジャケットを着ているのでぷかぷか浮いて安心だ。

国内屈指のスライダー
 
目の前に、落差10㍍ほどある滝が現れた。勢いよく流れ落ちる滝の裏側に回ると、水しぶきで目の前が真っ白に。ごう音以外、何も聞こえない。吹き付ける強風で息ができなかった。

ロープを頼りに滝のそばの急斜面を登ると、今度は天然のウオータースライダーが出現した。緩斜面を腹ばいになって滑走し、楽しくてもう1回!

さらに先に進むと、高低差約7㍍はあるド迫力の天然ウオータースライダーが待ち構えていた。「全国のキャニオニング愛好者が国内屈指のスライダーだと声をそろえます」。こうYzさんが太鼓判を押すように、切り立った崖からほぼ一直線に滝が流れ落ちている。上から見下ろすと、真下の沢に吸い込まれそうな感覚になった。

 
癖になるスピード感

「怖いのは最初だけ。一度体験したらハマるはず」。Yzさんの笑みに後押しされ、意を決してスタート! 目の前に青空が広がったかと思うと一気に滑り落ち、「ドボン!」と体が水中に沈んだ。そのスリルとスピード感は、まさに癖になる感じ。水量があるせいか、背中やお尻にごつごつした岩が当たることもなかった。

滑り落ちた沢の横には、高さ約3㍍の飛び込み岩が待ち受けていた。下から見上げた時は平気だったが、いざ上に立つと足がすくむ。「ここまで来て飛び込まなかった人はいないですよ。行きましょうっ!」。上級者のヒデさんは宙返りをしてダ〜イブ! つられて「3・2・1!」で飛び込んだ。

復路も傾斜の緩やかな滝で頭から滑り降りたり、沢に飛び込んだりして、約3時間のコースを満喫した。自然に癒やされ、久々に大声ではしゃぎ、日頃の疲れも吹き飛んだ。


高低差が7mほどあるウオータースライダーのスタート地点。顔がこわばる…

意を決してスタート! 一気に滝つぼへ

 

手と足の感覚を頼りに岩肌を探り、沢を登る

■ZAOC(ザオック)
所/蔵王町遠刈田温泉字上ノ原
開催日/9月10日㈰まで土・日曜、祝日、8月14日㈪・15日㈫
    ※平日は原則3名以上の申し込みで開催
時間/9:30集合、14:00~15:00ごろ解散
開催場所/川崎町周辺の渓谷。集合場所は申し込み時にメールで連絡
料金/9500円(ガイド料・保険料・装備レンタル料、軽食込み)
申し込み/WEBページの予約フォームで体験希望日の1カ月前から受け付ける
※価格は商品(1点)の総額(本体価格+消費税)

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