Feature特集

芋煮会

2017.09.28号掲載

今日から始める

ウォーキング

スポーツの秋。日頃の運動不足解消に気軽に始められるウオーキングはいかが。メタボリックシンドロームの解消はもちろん、うつや認知症の予防の効果が期待できる。そのためには習慣にすることが第一。継続の極意をウオーキングの達人たちに聞いた。(せ)

広瀬川沿いを歩く「平日ウオーキング」の参加者

景色や会話を楽しみ継続

宮城野区のJR仙台駅東口にあるウオーキングシューズの専門店「歩楽人(ふらっと)」。店をステーションと位置付けて主催している「平日ウオーキング」に参加した。予約なしで気軽に参加できる人気の会だ。

参加日のコースは宮城野区の榴岡公園や若林区の陸奥国分寺薬師堂、広瀬川を回る約11キロで、時間にして2時間ほど。普段なら車で移動する距離に、いささかひるむ。

「最初は長いと思っても慣れると物足りないくらいになります」と会の世話役の柏倉徳雄さん(71)=太白区=。ウオーキング歴30年、日本ウオーキング協会の指導専門講師も務めるベテランだ。

歩楽人店舗近くの公園で軽くストレッチをして出発。30人近い参加者全員が60歳以上で仙台市内の他に、岩手や山形など県外からの参加者もいる。みんな姿勢良くはつらつと軽快に進む。道端の草花の名前を教えてくれた女性が81歳と聞いて驚いた。

「車だと見過ごす景色やすてきな店も発見できる」と宮城野区の60代の女性。広瀬川の自然など街の中で見る季節の変化が魅力と話す人が多かった。

山形県西川町から参加した佐藤栄市さん(69)は「ウエアを着ると歩くぞとスイッチが入る」と教えてくれた。10年前に糖尿病を患い、医師からウオーキングとカロリー制限をするように指導された。1年ほどで16キロのダイエットに成功し、血糖値も安定した状態を保つ。「今は全国各地に出向いて歩き、認定証をもらうのが楽しみ」と言う。

今回のコースは国際・日本市民スポーツ連盟に認定されている。完歩すると距離を証明するスタンプ券を受け取り、一定の距離に達すると認定証が贈られる。国内外にある認定コースを目当てに旅行して楽しむ人も多い。「各地に知り合いができて楽しい」という夫婦や、既に地球1周分(約4万キロ)に達した人も数人いた。

この日は青葉区の五橋公園で解散。小休止しながらの2時間はあっという間だった。スマホの歩数計アプリでは1万3714歩。完歩したことと479キロカロリーの消費がうれしい。

毎日続ければ心地よいのだろうと思う。日頃は1000歩程度しか歩かないので、継続の大切さを痛感した。

芋煮会

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