Feature特集

昭和リバイバル

2017.11.09号掲載

懐かしいが新しい
昭和リバイバル

ファッションや音楽などさまざまなジャンルで昭和を象徴するモノ・コトが再流行している。真っ赤なスーツで「しもしも~」と登場する芸人を初めて見たときドキリとした。「古いんだけど、新しい」。そんな時代に興味津々の平成生まれのライターが面影探しに出掛けた。(熱)
※価格は商品(1点)の総額(本体価格+消費税)

とにかくみんな夢中に

発端はあの映画

「かつて流行したディスコが過去のものになり、若い人には新鮮なんでしょうね。『ディスコってどんなものか見てみたいんです』と言われたこともありました」。こう話すのは広瀬通沿いのビルにあるディスコ「エリックロス」のオーナー三好直樹さん。

確かに。気になるけれど入るには勇気がいると思いつつ、第一線で活躍していた三好さんにDJからみたディスコについて教えてもらった。

ディスコブームが日本全国に広まったのは1978年。同年、日本で公開された米映画「サタデー・ナイト・フィーバー」がきっかけだった。DJは曲をかけるだけでなく、マイクを握り、曲紹介や「今日は盛り上がってる?」といった客との掛け合いもしていた。今のラジオのDJのような感じだった。

79年からは「足を止めさせない」というキーワードが重要視され、曲と曲の境目をなくす「つなぎ」が始まった。そして80年代は、今でも耳にする洋楽のヒット曲が多かったのが特徴。ディスコは最新の曲に浸れる場所でもあった。

その後はDJが音づくりを始め、和製ダンスミュージックが流行して、時代はバブル期に近づいていく。そうか、ディスコ=ボディコンではなかったんだ。

わくわく体感して

90年代半ばを過ぎるとクラブが台頭し、ディスコイベントはあるものの店自体はなくなっていった。

振り返ると「何着ていこう」「いい出会いがあるかな」など、皆ディスコに行くことにわくわくしていたという。「今ほど遊びの選択肢が多くなかったからこそ夢中になったのかもしれないね」

三好さんのお店では、曜日ごとに流れる曲の年代が変わる。中でも金曜はリクエストを受け付けていて、「曲は分かるけど曲名が分からない」という場合は鼻歌でもOKだ。コンパクトな空間だからこそ生まれる、DJとの距離感を楽しめるに違いない。

「当時の音楽には今も色あせない曲がたくさんある」と三好さん。懐かしさを求める人も、「どんなものだろう」と気になっている人も一度体験してみては。

バブル期に人気を博したディスコが復活した。ミラーボールきらめくフロアにはお立ち台があり、当時を懐かしむ人も多く訪れる。一方、ドリンクはカウンタースタイル。最新のヒットチャートも流れる。装い新たに復活した場で、音楽と雰囲気に酔いしれてみて。
青葉区国分町2-14-1 ライオンビル太陽館2階
営/21:00〜翌5:00(日曜、祝日は19:00~24:00)
休/無休
料金/男性3000円、女性2500円(それぞれフード・ドリンクと引き換えるチケット4枚付き)
※営業時間、料金は変更もあるのでWEBサイトで確認を
℡022-302-5445 
http://maharaja-s.jp/

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