Feature特集

骨格診断

2017.12.14号掲載

ぱぱっと逸品
作り置き

毎日のごはん作り、もっとぱぱっと手早く、しかも見栄えよくおいしくできればいいのに…。そんなわがままな願いをかなえる「作り置き」。料理を楽にする基本の技から、お弁当やおもてなしにも使えるレシピをたっぷり紹介しよう。(あ)


骨格診断

水切り 密封 食材長持ち

淡色系から順番に

作り置きの活用法や注意点を教わろうと、宮城学院女子大の伊藤佳代子准教授を訪ねた。つい肉や魚などの活用を思い浮かべがちだが、「実は、野菜の活用がとても簡単で便利ですよ」と伊藤先生。「買った日にまとめてゆでたり蒸したりするだけで料理の幅がぐんと広がりますよ」

洗って切るところから始めるのは面倒でも、すぐ使える状態なら毎日のごはんで不足しがちな野菜がたくさん取れ、栄養価や彩りもアップしそう。同じお湯で効率的にゆでるには初めにモヤシなど淡色系から。次にブロッコリーなど緑黄色野菜の中でもあくの少ないもの、最後にホウレンソウなどあくの強い葉物を。「あくの強いものは、冷水に取りあく抜きを忘れずに」

保存するときは水気をしっかり切ること。「ブロッコリーやモヤシは、ゆでたらすぐザルに上げ広げておくのが良いですよ」

使うときはそのままサラダやおひたしにする他、スープの具や煮物、炒め物に。火が通っているので短時間で調理できる。


骨格診断 味付けが鍵

牛肉や豚肉は下味をつけて焼いたり煮たりして作り置きに。味付けは、酒に塩や醬油、味噌を混ぜたものでOK。焼き肉のたれなどを使えばさらに手軽だ。薄めの味付けなら後で調理の幅が広がり、濃い味付けならゆで野菜と合わせるだけで主菜になる。「特にひき肉は日持ちしないので、早いうちに調理しておくといいです」とのこと。

鶏肉はゆでておくのがお薦め(別途レシピ紹介)で、切り身の魚は、牛・豚肉と同様の調味料に漬け込み密封袋で保存すれば、生の状態より日持ちする。「ひじき煮やおからいり、きんぴらなどのいわゆるお総菜は、作り置きの定番ですよ」と伊藤先生。保存性を高めるには、しっかり煮切ってなるべく水分を残さないのがポイントだそう。

骨格診断

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