Feature特集

骨格診断

2017.12.21号掲載

ワン!ダフルに戌年

来年の干支(えと)は戌。犬はペットとして親しまれ、人をサポートする身近な存在だ。トリマーを目指すペット専門学校生に犬の接し方などを聞いた他、犬に関わるカフェやショップ、神社で最近の動向を探った。(熱)


トリミング 専門学校生に聞く
犬の特徴に応じアレンジ

純粋犬種の血統登録団体「(一社)ジャパンケネルクラブ」(東京)のまとめでは、この数年の「新規登録頭数」は上位からプードル、チワワ、ダックスフンド、ポメラニアン、柴犬の順。室内飼育が一般的となり、飼育環境の制約、時間や経済的負担の影響により小型の犬種の飼育数が多いという。

取材した仙台総合ペット専門学校(青葉区本町)には6つの学科があり、トリマー科は1、2年生の計80人が学ぶ。飼い主からモデル犬約650匹の協力があり、要望に応じ実習でトリミングをする。おしゃれ以外にも健康を保つために犬種により定期的なトリミングが必要だ。登録数上位5犬種の接し方やトリミングのポイントを、実習で担当した学生に聞いた。

プードルは、さまざまなアレンジカットができるのが魅力。熊のぬいぐるみのように全体的に丸く整える「テディベアカット」が人気です。きれいにカットして全体を整えるのは難しいです。学習能力が高く、おとなしい子が多い犬種です。クッキーちゃんもおとなしい子でした。
チワワは毛足の長い「ロングコートチワワ」と短い「スムースコートチワワ」があり、トリミングする多くはロング。胸元や尻尾、お尻、耳の周りなどの「飾り毛」と呼ばれる部分を主にカットします。ごまちゃんも伸びた部分を整えました。チワワは夏の暑さ対策などで短くカットするとがらっと雰囲気が変わります。
丸く「桃尻カット」をするのと、耳周りや尻尾の飾り毛を整えました。ダックスはフレンドリーな子が多いです。リボンちゃんはおとなしくて良い子でした。ポイントはリボン。セットペーパーで耳の毛を包んで留め、リボンを付けました。毛玉になるので1カ月以内に付け直しが必要です。
ポメラニアンの毛はストレートなので不自然にならないよう、毛の流れに沿ってはさみを当てます。毛が長い犬種なので「柴犬風カットに」という要望もあります。今回はポメラニアンらしく自然な感じに仕上げました。作業に慣れていないと怒ることもありますが、コロちゃんはとてもお利口でした。
柴犬は、お尻から太ももにかけての毛をきれいに整えます。「桃尻カット」で、お尻の後ろはかわいい桃型、横から見るとふんわり丸くなるように仕上げます。姫ちゃんは初めてのトリミングで緊張しているようでした。名前を呼んだり「大丈夫だよ」と声を掛けたりして気持ちを落ち着かせて進めました。

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