Feature特集

2018.02.15号掲載

キラキラお菓子
撮影術

SNSの普及もあり、お菓子や料理を食べる前の「写真撮影」は今や当たり前。撮った写真がいまいちでがっかり、なんてことにならないよう、本紙に連載中の「おやつ探偵」専属のカメラマン小村仁さんに、お菓子撮影のこつを教えてもらった。(宇)


自然光使い 写真の出来 UP

逆光を有効活用

撮影の〝モデル〟として選んだのは、仙台の老舗・玉澤総本店の「銀河のきらめき」。透明感があり、いかにも「インスタ映え」しそうなたたずまいだ。

早速、ライター(宇)が四苦八苦しながら撮影に挑戦するも、う~ん、全体的に色が沈んで、銀河のきらめきの清らかな美しさが台無しだ(写真①)。

小村さんは「静物の撮影には柔らかい自然光がベスト」とアドバイス。さらに、撮影者が太陽(光源)を背にする順光より、逆光で撮るのがお勧めだという。逆光で撮影すると物の凹凸が出やすく、質感のはっきりした写真になり、お菓子の撮影にぴったり。

そんな逆光にも弱点がある。強すぎる逆光は被写体の影を濃くしてしまい真っ黒な写真に。そんな時プロならレフ板(反射板)を使い、影の部分に光を当て陰影を和らげるが、皆さんの家にレフ板はありますか?

小村さんによれば、一度くしゃくしゃにしてから広げたアルミホイルや、ノートなどの白い紙でも十分レフ板代わりをしてくれるそう。外出先などでも使えそうだ。


大胆な構図も◎


構図にも気を配りたい。「思い切って主役のお菓子に寄ると、迫力が増します」とのアドバイスに従いズーム撮影。お菓子にピントを合わせ、背景をぼかすのも効果的だ。〝ぼかし〟についてはカメラの撮影モードやスマホのアプリなどで調整しよう。

アングルを変えるだけでも写真の印象は異なる。立体感を際立たせたいなら斜め上45度から狙おう。時には真上、真横から撮影しても、いつもと違った雰囲気になる。何度も撮影し、最高のアングルを見つけ出そう。

小村さんからのアドバイスを意識し、ライター(宇)があらためて撮影したのが写真②。いかがです。ちょっとした工夫で写真の出来は格段にアップ。皆さんもぜひお試しを。


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