Feature特集

2018.03.01号掲載

もっときれいに
美文字の極意
 基礎編

退職のあいさつ状や卒業・入学のお祝い、わが子の持ち物の名前書きなど、手書きすることが増える春。「字がもっと上手だったらなあ…」と思うそこの方、今回はそんなあなたのための特集です!(よ)


継続が上達への近道

諦めないで練習を

手っ取り早くうまくなるこつはないものかとアドバイスを求めたのは、仙台市内8カ所で書道教室を主宰する書道家の佐々木鈴優さんだ。

きれいな字が書けるようになりたいと思っていても、最初の一歩を踏み出せない人は増えている、と佐々木さん。「パソコン、スマホの普及で字を書く機会が少なくなっているので、ますます苦手意識が強くなっているのでしょうね」

どうすれば上手に字が書けますか?とせっつくライターに、佐々木さんはにっこり笑って「短期集中でうまくなろうとする人が多いのですが、文字の上達は積み重ねが大事。長年の間についた書き癖は手ごわく、短期間ではすぐまた戻ってしまいます」。

練習を始めたものの次第に自分の理想が高くなり、いくら書いても成長しないと思い込んでやめてしまう人も少なくないのだとか。手本をまねるうちに自分のイメージ通りに書けるようになるので、諦めないで細く長く続けてほしい、と佐々木さんは話す。

やはりすぐにはうまくならないか~とがっくり肩を落としていると「字の書き方を学ぶ前に実行するだけで、きれいに書けるポイントが3つあるんですよ」。えっ、そんなこつがあるんですか!


基本が印象変える

佐々木さんが教えてくれたポイントは「姿勢」「筆記具の持ち方」「ゆっくり丁寧に書く」の3つ。「ちょっとしたことですが、こうした基本を守るだけで字の印象はかなり良くなります」。つい忘れがちだが、癖がつくまで繰り返すことが重要だそうだ。どれも小学校で習うことなので、小学生がいる家庭は子どもと一緒に取り組んでみるのもいいかもしれない。


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