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2018.01.11号掲載

お小遣いから始める
家庭でのマネー教育

正月は子どもが家族や親戚からお年玉をもらうことが多いですね。この機会に、お小遣いの渡し方や使い道などを見直してみませんか。大和証券仙台支店の加藤千香子さんと松本優香さんに、主に小学生がいる家庭を対象にしたマネー教育について聞きました。

まずはルール決めを

いくら渡したらいいのか、自由に買い物をさせていいのかなど、お小遣いの与え方は悩みどころが多いもの。3人の子どもを育てている加藤さんは「年齢や性格など考慮すべき点が多いので、悩ましいですよね」と笑いながらも「まずは親子で話し合ってルールを決めてみてはいかがでしょうか」と話します。

例えば、定期的に決まった金額を渡すか、家事などのお手伝いに対する報酬を渡すかを決めます。加藤さんは「働いて収入を得るという体験を通して、お金の大切さを感じてほしい」と、報酬型を実践。お金目当てでお手伝いをするようになるのではと心配になるかもしれませんが「続けるうちに家事を手伝うことが習慣になり、お小遣い目当てで動くようなことはなかった」と言います。

続いて気になるのは金額。お小遣いで買いたい物を子どもから聞いた上で、家庭の生活スタイルや教育方針に沿った金額にします。その際、「友達におごらない」「学用品は親が買い、それ以外はお小遣いで」など使い道についての約束をします。

「約束が守られていれば、使い方は子どもに任せていいと思います。金銭感覚が身に付くので、お小遣い帳を付けるのもいいですね」

正月や祖父母宅の訪問時などに時々渡されるお金は、全額貯金するのか、一部は手元に残すのか、あらかじめ決めておきましょう。


親子で取り組もう


「『ママ貯金』もお薦めですよ」と教えてくれたのは、同社で子育て世代を中心に資産運用の相談に乗ることが多い松本さん。

「ママ貯金は私の母のアイデア。母にお金を預けると、手作りの預金通帳に金額を書き込んでくれたんです。貯金額が目の前で増えていくのがうれしくて、こつこつためました」

貯金する習慣が身に付く上、親子が触れ合う時間も取れて、一石二鳥ですね。

加藤さんは同社の「ジュニアNISA」も活用しています。子どもの将来に向けた資産運用の制度で、子ども名義の口座を開設できるそう。投資なのでリスクはありますが、親子でマネー運用を学ぶことができそうですね。




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