外国人旅行客 おもてなし術23


1月19日(木)掲載

藤崎本館の青葉通側玄関口に昨年12月開設された仙台ツーリストインフォメーションデスク。「困っている外国人旅行者の方を、私たちがお手伝いします」
 
仙台ツーリストインフォメーションデスクのロゴマーク
 
日本を訪れる外国人旅行客(インバウンド)が増えている。仙台でもよく見掛けるようになったと感じる人は多いのでは。観光立国を目指し全国的にインバウンド振興ムードが高まる中、仙台でもいよいよ熱い動きが見え始めた。何が起きているのか、私たち市民にできる「おもてなし」はあるのか…。リサーチしてきた。(あ)

最初に訪ねたのは、外国人のための観光案内所「仙台ツーリストインフォメーションデスク」。青葉通に面した藤崎本館1階に昨年12月10日、開設された。仙台をはじめ宮城、東北の観光案内や、ガイドツアーなどを行う。

「仙台ツーリストインフォメーションデスク」開設初日、在仙留学生たちが集まり、日ごろ知りたかった情報をチェック=昨年12月10日、藤崎本館1階

英語が堪能なスタッフ2人が常駐し、ウェブ通訳サービスとIP電話を活用して中国語、韓国語、タイ語にも対応する。仙台に来た外国人が困ったらここへ駆け込めば何とかなる、いわば「よろず相談所」だ。


運営を担うのは、「仙台市中心部商店街活性化パートナーシップ準備協議会」。中心部商店街ならではの強みを生かし、一般的な観光案内にとどまらない、積極的な情報発信を目指している。
 
食べ歩きや路地裏ツアーといったディープな仙台の魅力を堪能できるプログラムを提供し、東北各県の観光パンフレットもそろえる。地元住民しか知らない、いや、地元住民にとっても未知の仙台・宮城・東北の楽しみ方≠ェ、ここから発信されるというのだ。

 

ダフネ・コランドさん。「こけし大好き。東北のクラフトにも興味があります」
ダリア・ザウィルさん(右)とグアテマラ出身のバイロン・サンチェスさん。「仙台で有名な『クリームの入った黄色いふわふわケーキ』を一度食べてみたい!」と口をそろえる
仙台で発信しているインターネット情報サイト「Sendai Motions(センダイモーションズ)」取材チーム。「インフォメーションデスクの取材に来ました。デスク開設で、仙台の情報が世界に伝わりやすくなると思います」

オープニングセレモニーでは、奥山恵美子市長が「仙台の隠れた名所や、他にはない魅力を発信しましょう」とあいさつ。仙台に暮らす外国人留学生がサービスカウンターをさっそく体験した。

オーストリア出身のダフネ・コランドさん(24)は、「お薦めのお土産を聞いたのよ」とにっこり。宮城・東北の名産品を紹介したリーフレットを手に、「ヨーロッパでは、美しく個包装されたお菓子は珍しい。日本のお土産は喜ばれるの」と話してくれた。

「大崎八幡宮への行き方を知りたくて来ました」と、レバノン出身のダリア・ザウィルさん(24)。仙台に住んで1年半になるが「どうやって行けばいいか分からなかった」とのこと。「英語でやり取りできる案内所は、とても助かるわ!」
 
留学や仕事で約1万人の外国人が住んでいる仙台。旅行客だけでなく、仙台に暮らす人にとっても役立つスポットになりそうだ。



2面につづく)

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