Sportsスポーツ

2017.04.06号掲載

VEGALTA SENDAI

ベガルタ仙台

スタジアムDJ大坂ともおが選手と対談 場外フリーキック

スタジアムDJ 大坂ともおが選手と対談 場外フリーキック

今回のお相手

FW

石原 直樹 選手

サポーター温かい

ともお 今季浦和からレンタル移籍で来てくれた勝負師。ホーム開幕戦では、見事なゴールを決めてくれました。
石原 苦しい試合展開で勝ち点3を取ることができてうれしかったです。今後につながる試合になったと思います。
ともお 仙台に来る決め手になったのは?
石原 近年は出場機会に恵まれなかったので、ピッチで勝負したかったし、声を掛けてもらって力になりたいと思いました。
ともお スタメンに定着した今、理想のビジョンは描けている?
石原 試合に出場できる喜びは大きいです。試合勘はまだ完全につかめていないので、プレーの質はこれから高めていきます。
ともお 仙台サポーターの印象は?
石原 温かいですね。ホームの雰囲気をみんなでつくってくれている。サポーターには、良い時も悪い時も応援してほしいです。

 

いしはら・なおき 背番号11 
1984年8月14日生まれ
群馬県出身 173㎝/62㎏

イクメンプレーヤー

ともお 仙台での生活には慣れましたか?
石原 とにかく寒い。夏が短いと聞いてさらに悲しい(笑)。最近やっと引っ越しが終わりましたが、荷物が片付かず落ち着きません。
ともお ご家族は? お子さんもいるよね?
石原 1歳と2歳の子どもがいます。お風呂上がりにクリームを塗ったり着替えをさせたり、子育てにもしっかり参加していますよ。
ともお お、イクメン! 家族がいると、なかなか1人の時間が持てないけど、1人だけの休みが1日あったら何をする?
石原 カフェでゆっくりしたいですね。
ともお いいねぇ。仙台にもいいお店がいっぱいあるよ。
石原 車を運転していても何軒か見つけたので、暖かくなったら行ってみます。
ともお まずは環境を整えることが先かな。
石原 クラブハウスのロッカーも段ボールがいっぱいなので、そろそろまずいです(笑)。
ともお その中身は?
石原 スパイクやシューズ。愛着が湧いて捨てられないんです。
ともお そのパターンね。1足ちょうだい!
石原 いいですよ。じゃあ、この取材の後に。
ともお やったぁ!

3月23日対談

さらなる活躍に期待!

聞き手/おおさか・ともお

1970年6月19日生まれ。仙台市出身。ラジオパーソナリティーとして数々の番組DJを担当。現在Jリーグベガルタ仙台のスタジアムDJとして毎試合ホームゲームで、「GOAL!」の雄たけびを上げている。


ちょっとハーフタイム 飯尾篤史

システム変更 好発進

世界的に見て、復権の兆しありだ。3バックのことである。
伝統的に4バックが多いイングランドではチェルシーの3−4−2−1が異彩を放ち、スペインでは3−3−3−1のセビージャが攻撃的なサッカーを展開している。
戦術的な駆け引きに長けたドイツでは香川真司のドルトムント、長谷部誠のフランクフルト、大迫勇也のケルンなどが3バックと4バックを併用して戦っている。
3バックの波はJリーグにも押し寄せている。
近年、3バックを採用するのは浦和と広島ぐらいだったが、甲府、湘南、松本が続くと、G大阪が本格的に3バックを導入。さらに、伝統の4−4−2を継承してきたベガルタも、今季から3バックの導入に踏み切った。
昨季からポジションが変わっていないのは、GKを除くと、ダブルボランチの富田晋伍、三田啓貴しかいない。それでも、適材適所の配置とディテールへのこだわりが奏功し、3月末の中断期間までに3勝1敗と、スタートダッシュに成功した。
その要因の一つは、菅井直樹と永戸勝也が担うウイングバックの献身だろう。
攻撃時にはウイングのようにチャンスに絡み、守備時には最終ラインに入って5バックを形成する。中でも縦にぐいぐい仕掛ける永戸は、ベガルタにとって“発見”だった。
中野嘉大の負傷によってチャンスをつかんだ大卒ルーキーが、どれだけ脅威を与えられているかは相手の対応からもうかがえる。第3節の神戸戦では相手の攻撃的MFが永戸のマークに当たった。智将ネルシーニョを警戒させる存在になっていたのだ。
また、システム変更で輝きを増したのが奥埜博亮だ。2シャドーを務めることで守備の負担が軽くなり、文字通り1トップの「影」で相手のマークから逃れ、チャンスに絡むシーンが増えている。
けがで出遅れた期待の新エース、クリスランのコンディションも整ってきた。渡辺晋監督にとって集大成とも言える4年目の今季は、ビッグシーズンとなりそうな予感が漂う。

いいお・あつし

『週刊サッカーダイジェスト』記者を経て2012年からフリーランスに転身。専門誌時代には日本代表、仙台、G大阪、FC東京などの担当を歴任し、南アフリカW杯やカタールアジア杯などを取材。昨夏にはブラジルW杯も取材。サッカー専門誌やスポーツ総合誌、ウェブメディアなどに寄稿する。近著に『残心 Jリーガー中村憲剛の挑戦と挫折の1700日』(講談社)がある。