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Mostra Internazionale d'Arte Cinematografica
 

北野武登場

 映画祭3日目の9月2日朝、問題のサプライズ映画のプレス上映が 行われました。日本から唯一のコンペ出品作となるその映画は、 北野武監督の「TAKESHIS'」。映画祭が厳重な緘口令を敷いたにも かかわらず、現地イタリアの新聞が早々と情報を載せてしまったこと もあって、映画祭が始まる前から知らない人はないくらい話題に なっていました。

 左上の写真は、9時の上映にかけつけ、会場前に並んだジャーナリスト たち。左下の写真は、上映後、引き続き行われた記者会見の模様で、 右端に立っているのが映画祭のディレクター、マルコ・ミュラーです。 ディレクターが記者会見にわざわざ姿を見せるというのも滅多に ないことですが、今回は、記者会見に先立ち、ベネチア・ビエンナーレ から北野監督に特別製のベネチアガラスのトロフィーが授与される ことになっていて、そのための挨拶に現れたもの。これだけでも、 北野監督が、どれほどベネチアから大切にされているかわかる というものです。

 映画「TAKESHIS'」は、有名なタレント、ビートたけしと売れない俳優 北野武(二役)が見る悪夢の中の悪夢の中の悪夢。「観客をわざと 混乱させようとした」という監督の意図どおり、“一筋縄ではいかない” 作品になっていました。記者会見で、「映画が面白いとか、良いとか 悪いとかじゃない、普通の形容にあてはまらない表現を(批評する側に)期待したい」とジャーナリストに注文をつけていた北野監督。 さて、欧米の批評家がどんな言葉でこの映画を評するか。明日の 新聞が楽しみです。

(2005年9月3日)

 
Mostra Internazionale d'Arte Cinematografica





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