デスク日誌

頑張れ岩手競馬

 これまでの勤務地は、なぜか馬に縁のある場所が多かった。初任地の山形総局では、今は廃止された上山競馬(上山市)を担当したことがあった。南相馬市の支局は相馬野馬追の地元。炎天下で神旗争奪戦を取材し、ふらふらになった。
 奥州市の支局時代は、レース開幕などのイベントのたびに市内の水沢競馬場を訪れた。ギャンブルをたしなまず馬券はめったに買わなかったが、場内名物のホルモン煮はよく食べた。
 市民には競馬関連の従事者も多かった。小学校の運動会には競馬を模したリレー競技があるなど、地域の暮らしに密着していた。
 水沢、盛岡両競馬場を擁する岩手競馬は昨年、数回にわたり出走馬から禁止薬物が検出され、開催が中止されるなど激しく揺れた。
 全国の地方競馬を取り巻く環境は厳しい。岩手も同様に瀬戸際に立たされており、単年度黒字が存続の条件になっている。
 まずは、再発防止に向けた対策をしっかり進めることが重要だ。23日には水沢で、今年のレースが開幕する。ファンの信頼を取り戻し、馬産地・岩手の伝統を未来へとつないでもらいたい。
(報道部次長 菅ノ又治郎)


2019年03月21日木曜日


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