デスク日誌

もう一度

 気をもんでいる人は多いだろう。2020年東京五輪の出場権を懸けた、バドミントン女子ダブルスの国内選考レース。宮城・聖ウルスラ学院英智高出身の2人、高橋礼華(あやか)選手(29)と松友美佐紀選手(27)のペアはどうなるのか、と。
 五輪に出場できるのは最大2組で、20年4月末の世界ランキングで決まる。現在、高橋、松友組を含めて1〜3位が日本のペア。熾烈(しれつ)な代表争いが続く。
 それだけに、8月の世界選手権はできるだけ上位に入りたかった。ランク付けの元になる獲得ポイントが高い大会だったからだ。結果は8強止まり。ライバルの2組はそろって決勝まで進み、自信を深めた。
 だが、3組の累積ポイントの差はそれほどない。獲得ポイントの高い大会もまだ残る。松友選手も「久しぶりにいい試合がたくさんあった。ここからまたはい上がる」と語る。ここが踏ん張りどころだ。
 高校時代からペアを組む先輩と後輩。世界のトップでこれだけ長く続くペアはないという。育んできた信頼で金メダルを勝ち取ったリオデジャネイロ五輪。日本中を感動させた2人の輝きをもう一度見たい。
(スポーツ部次長 細谷隆)


2019年09月11日水曜日


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