河北抄

 ラーメン店チェーンの幸楽苑ホールディングス(郡山市)が大みそかと元日を休業日にすると発表した。スタッフの士気を高め、接客の質を高めたいという。
 年末年始は営業が常識だった外食業界でも休業する企業が増えている。大戸屋ホールディングスは前回の年末年始、全国の直営店の半数以上を休みにしている。今度も元日を中心に休業や営業を短縮する店が多い。仙台市内も同様で連休の店もある。
 40年ほど前、帰省せずに東京のアパートで年末年始を過ごした。地元の食堂や商店街は三が日が休業。コンビニもまだ少なく、食事には苦労したが、そんなものとしか思わなかった。
 年末年始営業が広がったのは、この30年くらいだろうか。お店の人だってこの時期ぐらい親しい人とゆっくり過ごしたいはず。これまでが便利すぎた。
 入管難民法などの改正案の審議がヤマ場を迎えた。みんなが休みたい時期に休むという業界の判断を、人手不足の反映とだけ捉えてほしくない。働き方改革に日本人も外国人もあるまい。


2018年12月01日土曜日


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