河北抄

 ワインや歌合戦でおなじみの色と言えば赤と白。筋肉にもこの2色があるのをご存じ? 赤みの筋肉(遅筋)は持久力、白みの筋肉(速筋)は瞬発力に対応するという。
 運動に欠かせない筋肉づくり。それを魚食でサポートしようと、東北生活文化大のスポーツ栄養学研究室と学生の有志が『スポーツ魚(さかな)食育』という出前講座を立ち上げた。
 研究室の川俣幸一准教授(食品栄養科学)によると、魚は筋肉に欠かせないタンパク質を肉と同じくらい含む。回遊魚のマグロやカツオなどの赤身魚はスタミナ源となり、近海のタラやタイなどの白身魚は瞬発力を助ける成分がある。
 仙台市若林区中央市民センターで先月下旬、初の講座があった。中学生の硬式野球クラブの選手と保護者ら10人が魚食の特長を学び、マグロの丼とスケトウダラのポトフを作って味わった。
 「東北は肉も野菜もおいしく、食材の宝庫。東北の食文化を活用してアスリートを応援していきたい」と川俣准教授。力強い味方になることだろう。


2018年12月15日土曜日


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