河北抄

 「東日本大震災からもうすぐ8年。でも、被災地はまだ土色の景色でした」。昨年夏、あるイベントで三陸沿岸を走った畑中みゆきさん(43)はこう話す。
 フリースタイルスキーモーグルの元五輪代表で、古里塩釜市にNPO法人「High−Five」をつくって復興支援を続けている。活動の中心が、冬に子どもたちを元気にするスキー教室だ。
 今月26日には、被災3県の小学生を募って、えぼしスキー場(宮城県蔵王町)のゲレンデで思い切り滑ってもらう。
 「体にハンディのある子にはチェアスキーもあります。いろんなスキーや滑り方を親御さんも一緒に体験し、誰でも雪を楽しめることを知ってもらえたら」
 畑中さんとともに、チェアスキーの元パラリンピック代表として活躍した野島弘さん(東京)が講師になる。
 2度の五輪出場の後、スキーハーフパイプに転向し、ワールドカップで2位になった。「笑顔と勇気をくれるスキーに挑戦してみて」と話す。参加費無料。主催は日本アスリート会議。連絡先は畑中さん090(8904)1811。


2019年01月11日金曜日


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