河北抄

 宮城県内の4首長と県議10人が新型コロナウイルスに感染した。今のところ重症者がいないのは不幸中の幸いだ。
 首長は出張先の東京都内での懇親会への出席者やその濃厚接触者。県議は仙台市内の酒類を提供する飲食店での会食で感染したとみられる。いくら本人が予防に万全を期したつもりでも、感染してしまうのがこのウイルスの怖さ。どこかに油断や対策の不備があったのかもしれない。決して人ごとではない。
 国や自治体は、食事中の会話の際にマスクを着用する「マスク会食」を推奨している。早くから黒岩祐治知事が提唱してきた神奈川県は動画を制作、公開する力の入れようだ。
 その動画を見ると、頻繁にマスクを取ったり着けたりしてせわしない。そこまでして出席しなければならない宴席や会食はおのずと限られるだろう。
 菅義偉首相も「静かなマスク会食」を呼び掛け、自らも徹底すると述べた。本紙朝刊の「日録」を見ると、朝から会食の日が。情報収集のためとはいえ、時期を考えると少し控えてもいいのでは。


2020年11月27日金曜日


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