笑顔でお正月を 支援物資80世帯に贈る
かほく「108」クラブは年末の12月20日、NPO法人ふうどばんく東北AGAINを通じ東日本大震災の被災地から支援物資を購入し、被災者に支援物資を贈呈しました。今年で3回目となります。
支援物資は精米が最も喜ばれるようです。コメは今回11月に当クラブが稲刈りボランティアをしました浦戸アイランド倶楽部より寒風沢米5㌔入りを80袋。石巻元気復興センター(牡蠣味噌・塩蔵わかめなど)とYAHOO!ショピング気仙沼から(ふかひれ丼の具)の合計80個を購入、各家庭に約5,000円相当の支援物資となりました。贈答品の段ボールへの詰め込み作業は、当クラブ員7人が参加し、仙台市太白区にあるふうどばんく東北の事務所で行われ、昨年に続いて参加した人もおり詰め込み作業はスムーズに終了しました。初参加の河北新報社報道部の阿部萌さんは「初めて108クラブの活動に参加しました。『どんな人が、どんな思いで食べるのかな』と考えながら、コメや菓子など支援物資の箱詰め作業をしました。一人でも多くの方が、笑顔でお正月を迎えるお手伝いになっていればと思います。貴重な機会をいただき、どうもありがとうございました」と感想を述べました。
今回の支援物資は石巻地区へ50箱、仙台市内へ30箱、仮設住宅を中心に届けられます。
ふうどばんく東北によると「社会福祉協議会、行政、民生委員、NPOなどの相談機関からの要請を受けて、食料支援をしているのですが、宮城県内だけでなく、近県からの支援要請が年々増加しています」と、被災者を取り巻く環境は依然、厳しい状況です。
箱詰め作業後中身を確認
前回の支援物資へのお礼のハガキの一部