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とうほくドローンeye/再生する海岸防災林(宮城・山元)

 家も木も津波になぎ倒された東日本大震災から、8度目の師走。荒れ野と化した海岸線がようやく緑に染まり始めた。
 地平線のかなたへ、どこまでも伸びているように見えるのは宮城県山元町の海岸防災林。海岸沿いの被災地220ヘクタールに、47万本のクロマツが植えられた。
 小さな苗木は高さ30センチほどしかないが、幾重も細長く造られた柵が風を防いでくれる。中には2メートルを超えるまで成長した苗木も。今は柵に守られているが、やがて自らの力で風雨に耐え、津波を防ぐ盾になる。
 「この間、防災林を視察していたら小さな動物の足跡を見つけました。タヌキかしら」と仙台森林管理署海岸防災林復旧対策室の市川裕子室長(46)。
 再び野鳥がさえずり、動物が動き回るようになるのも、そう遠い先ではない。

(写真部・庄子徳通、高橋諒)

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2018年12月8日

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