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とうほくドローンeye/震災から8年 完成する宮城の防潮堤 面瀬川河口の河川堤防 気仙沼市

 鋭角的なコンクリート製の構造物が、面瀬川の岸辺を覆っていた。白光りする表面を上空から眺めると、複雑な形をしている。
 気仙沼湾に接した河口から400メートルは断面が台形の「傾斜堤」だが、そこから先の570メートルは「垂直堤」。
 同じ川でも広く土地を使える場所と、そうできない場所で工法を変えた。
 東日本大震災からもうすぐ8年。津波から命を守る防潮堤の工事が進められてきた。
 被災各地の作業現場では自然環境にも気を配る。工事に当たる宮城県河川課の長谷川清人副参事(51)は「貴重な植物の移植もしました」と話す。
 830キロの海岸線を持つ宮城県の防潮堤の総延長は240キロに及ぶが、完成したのは昨年11月時点で半分にも満たない。
面瀬川も復興のさなか。2020年度の完成を目指し、防潮堤の工事はしばらく続く。
(写真部・佐々木浩明、庄子徳通)=随時掲載=

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2019年2月25日

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