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とうほくドローンeye「四季散策編」/仙台 賀茂神社のモミジ


 夕闇迫る賀茂神社(仙台市泉区)の境内に光がともされた。燃えるかのように真っ赤に浮かび上がったのは2本のイロハモミジ。樹齢は共に200年を超えるとみられ、高さ16メートル、横幅は合わせて25メートルもある。
 しめ縄が巻かれた幹はこけむして、風格たっぷり。「仙台の神社にも、こんなに立派なモミジがあったんですね」。夫婦で見に訪れた同市青葉区の弥(いや)富(どみ)治次さん(77)は、以前暮らしていた京都の紅葉の名所を思い出したという。
 17世紀に造られたという由緒ある賀茂神社。「イロハモミジは神社にとっても特別の木。七五三のお参りに来た家族がよく、この木を背にして記念写真を撮っていきます」と石川隆穂宮司(59)が話す。
 空から眺めたイロハモミジは白い人工の光を透かしながら気高く輝く。冷たい風が枝を揺らし、冬が近いことを教えてくれた。
(写真部・佐々木浩明、佐藤琢磨)

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2019年11月16日

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