東日本大震災の被災地域で、コミュニティーづくりや復興支援などを目指して作られている「ミニコミ紙(誌)」や「かわら版」をご紹介します。
仙台市 あらっE! みやぎ復興プレス 月刊「杜の伝言板ゆるる」
仙台市以外の宮城県内 いちご新聞 復興だより 宮城病院周辺地区まちづくり協議会 新山下駅周辺地区まちづくり協議会 おたがいさま新聞 (NPO法人市民公益活動パートナーズ) |
かわら版 新着東日本大震災の被災地域で、コミュニティーづくりや復興支援などを目指して作られている「ミニコミ紙(誌)」や「かわら版」です。 |
「あらっE(イー)!」は、新たなまちづくりが進む仙台市若林区荒井地区の「あらっ、イイ情報」を伝えるミニコミ紙です。河北新報社販売部が毎月1回発行し、七郷・荒井地区で河北新報朝刊を購読している世帯にお配りしています。なお、朝刊購読世帯以外に配布することもあります。
「みやぎ復興プレス」では、東日本大震災により被災された皆様、県外に避難されている皆様、復興に関わる多くの皆様に、宮城県の復興状況や被災者支援情報など、復興に関する主な情報をお届けします。
今後は、インターネットやメールマガジンなどとも連動し、多くの皆様のお手元に情報をお届けしますので、よろしくお願いします
被災地の復興は、地元のみなさんの心の自立と支えあう力が欠かせません。宮城県の被災地の復興に向けて、これまで多くのNPOが支援活動を続けてきました。そして、震災後、新たにたくさんのNPOが誕生しています。今、NPOは、被災者と共に「復興への道」を歩んでいます。NPOの多彩な活動を紹介しています。毎月1回発行。
閖上復興だよりは被災地住民が中心となり、地元の復興の様子、町とひとの顔が見える紙面づくりを心がけています。毎月無料で発行しており、費用は広告料、個人・企業サポーターの寄付でまかなっています。
山元町の住民有志が中心になって活動している「山元町震災復興土曜日の会」が、月に1回発行している会報誌です。町の現状や住民の声を広く拾い集め、新聞として多くの方へお届けすることで、町内外に離れ離れになったコミュニティーの再構築を目指すべく創刊しました。
おたがいさま新聞は、県北地域やふるさとに近い浜通り、或いは県外で暮らす相双地域の方々の「今」の暮らしや地元の方々との交流、共に取組む地域活動などを広域で取材し、互いのまちの人々が支え合いながら、震災・原発事故後の再生を目指す姿を伝えます。
岩手県大槌町にある一般社団法人「おらが大槌夢広場」の復興館が、毎週月曜日に発行している「町民による町民のための新聞」です。第18号からは広告の掲載を開始し、現在は3000部を発行、町民に無料配布をしています。文字を大きくし、町内の情報をわかりやすくお伝えしています。被災前の町の写真や「大槌わんこ」のコーナーも人気です。
※発行元の意向でネット掲載は中止しましたが、本紙は現在も発行されています。詳しくはこちら。
ピースボート災害ボランティアセンターで、約70ヶ所・約4,000世帯以上の仮設住宅への「週刊 仮設きずな新聞」の製作・配布を行っています。仮設住宅で少しでも快適に過ごすための生活の知恵などの情報を掲載しています。
西原と書いて「にしっぱら」。仙台港近く、仙台市宮城野区中野の西原地区は、津波で地域全体が被災しました。今、プレハブ仮設に住むのは2割、あとは民間借り上げの仮設住宅など、各地にちりじりになって暮らしているそうです。そんな人々をつなぐには情報共有が必要と、地域の女性たちが中心になって作った新聞です。コミュニティーFM「ラジオ3」のスタッフがお手伝いしています。
「みらいん」は、震災からの復興に向けて歩むまち・仙台の“ひと”と“地域”の今を結ぶ情報紙です。
震災復興地域かわら版「みらいん」の編集部が、仙台市内の被災地の現状について取材した話題や情報を、毎月第2水曜付の河北新報夕刊でお伝えしています。
※2014年10月号「泉中央南」メモ欄にある「2016年完成予定」は「2015年完成予定」の間違いでした。