雄勝・防潮堤 契約解除業者が工事続行 石巻市、取り壊す可能性も

 石巻市議会産業建設委員会が7日開かれた。市が発注した雄勝町の小島漁港の防潮堤復旧工事を巡り、工期の遅れを理由に契約を解除された建設業「カルヤード」(石巻市)が工事を続けている問題で、市は「お願いして解体していただくこともあり得る」と述べ、最悪の場合は取り壊す可能性があることを示唆した。

 市は仙台地裁に、工事差し止めと現場の引き渡しを求める仮処分を申し立てている。市はまず、訴えを認めてもらう命令を出してもらうことに注力している。

 市水産基盤整備推進室は「請負業者ができるところを無理やりやっている状況」と指摘。100%完成させるには必要な手続きがあり、契約解除後は難しい部分がある。ある時点まで進めばできない工事があり、一時ストップするという。

 指定の生コンを使わない部分や品質保証も証明できない箇所もある。産業部は「完成しているから、それで(いい)、ということではない。今後の手続きの中で、相手と話し合いが必要になる」と見通しを示した。


2019年03月08日金曜日


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