東日本大震災石巻市追悼式あす 近藤教授、自作を含め2曲指揮

指揮を執る近藤裕子さん

 11日に石巻市ビッグバンで行われる東日本大震災石巻市追悼式で、今年も追悼合唱が披露される。今回、初めて石巻専修大人間学部教授近藤裕子さん(作曲家)が指揮を執ることになった。

 震災直後に着任した近藤さんは「市民の一人になれたことをうれしく思っています。優しく温かく歌うことができれば…」と話している。

 石巻市から合唱の要請を受けた市文化協会が、近藤さんに依頼した。石巻専修大と石巻市女高(現桜坂高)が募集した震災からの復興を願う詩で、最高賞に選ばれた中津山二小3年高橋唯さんの「ことば」に曲を付けたほか、「いしぴょんのマーチ」を作詞・作曲していることなどから白羽の矢が立った。

 当日は、作曲した「ことば」と、国立音楽大大学院の先輩和泉耕二さんが作曲した「石巻・わがふる里」の2曲を披露する。

 歌うのは石巻合唱連盟、石巻好文館高音楽部、市桜坂高合唱部の部員、石巻地方の小中高校生合唱団「バルカローレ サン・ファン」の団員ら総勢約100人。先月から日曜日に集い、練習を重ねてきた。10日は最後の練習会を開く。

 近藤さんは「練習会では小学生からシニアの方々まで目を輝かせて歌っています。専門の音楽で市民の皆さんとご一緒できることはありがたく、ようやく受け入れてもらえたという気持ちですごくうれしい。今後も石巻のために貢献していきたい」と話し、指揮担当の依頼に感謝している。


2019年03月10日日曜日


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