石巻魚市場で春漁受け入れ全体会議 減少傾向のコウナゴ、動向注視

今後本格化する春漁に向け、受け入れ態勢などについて確認する出席者

 石巻市漁船誘致及び原魚等確保推進委員会の2019年春漁受け入れ全体会議が20日、石巻魚市場で開かれた。これから本格化するコウナゴ、メロウド漁の受け入れ態勢や定置網の取り扱いなどについて確認した。

 生産者、廻船問屋、買い受け人、運送業者ら関係者約50人が出席。魚市場の担当者が説明した。

 4月1日から5月20日までの操業期間中のコウナゴの販売場所は中央棟(51)から(57)、水揚げは原則的に海側番号(16)から(20)でそれぞれ実施。午前3時以降の入港順とすることを確認した。

 4月上旬に始まる定置網についても販売場所は中央棟(42)から(51)(定置ゾーン)とし、入船予定、時刻、内容については入札場(ホワイトボード)と場内モニターに掲示することなど例年通りとした。

 県水産技術総合センター環境資源部の佐伯光広上席主任研究員による「県沿岸の春漁に関する調査状況」についての講話もあった。佐伯上席主任研究員は「コウナゴの漁獲量、発生量は連動して減少傾向にあり、前年の水準を下回る可能性がある」と説明。コウナゴの発生量が減少している生産地が全国的にあり、広域的な環境変化も含めた動向を見ていくことの必要性を強調した。

 不漁傾向が続き、ここ2年価格が高騰しているオキアミの漁況については、漁場形成に有利な海況となる可能性が高く、3月上旬時点での漁獲は好調という。


2019年03月22日金曜日


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