汚染稲わらの本焼却終了 全量70トンを処分 石巻市

 東京電力福島第1原発事故で生じた国の基準(1キログラム当たり8000ベクレル)以下の汚染稲わらを巡り、石巻市の亀山紘市長は22日の定例記者会見で、本焼却が20日に終了したと発表した。市内で保管されている2000〜5500ベクレルの稲わら計70トンの全量が処分された。

 市廃棄物対策課によると、固化した灰は河南一般廃棄物最終処分場へ搬入し、25日で完了する見込み。これまで石巻広域クリーンセンター敷地内などのモニタリングポストでの空間線量、処分場の放流水の数値に異常はなかった。

 亀山市長は「心配を掛けたが、順調に推移した。安全対策をしっかり進めることで市民には安心していただける」と話した。最終的な検証結果は、来週中に出る。

 本焼却は、昨年10月に実施した約3トンの試験焼却を経て同年11月に開始。焼却灰の放射性セシウム濃度が市の基準(400ベクレル以下)を下回るよう混焼率を変えながら進めていた。


2019年03月23日土曜日


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