いしのまき演劇祭、11月開催 初の共通テーマ「秘密」

街中の施設を劇場にして盛り上がった第3回いしのまき演劇祭=2018年10月8日、旧観慶丸商店

 芝居にあふれる街づくりを目指す「いしのまき演劇祭」(実行委員会主催)が、11月開催に向けて動きだした。4回目を迎える今年は初めて演目に共通のテーマ「秘密」を設けた。どんな秘密をめぐるドラマが舞台で演じられるのか。実行委は初の共通テーマに挑む参加団体を募っている。11月の街中は「秘密」であふれそうだ。

 昨年までは作品のテーマを参加団体に一任してきた。怪談から地下アイドル、震災ものとさまざまなテーマの下に上演されてきた。

 実行委の矢口龍太代表(36)は「それはそれで劇団の個性が出て面白かった。でも演劇祭を始めた時から一つのテーマでやってみたいと思ってきた。劇団にとっては同じテーマによる競演となる。市民の演劇祭に対する関心も高まるのでは」と期待する。

 テーマに沿った公演ならば上演作品は既成のものでも、劇団オリジナルでも構わないという。

 さらに会場を石巻地方2市1町に拡大する。これまでほとんど石巻市内か東松島市内だった。今年は「自分たちの地域でも上演してほしい」という要望に応える形で、女川町での公演実現にも取り組む。

 実行委は8団体(劇団、ユニット、個人)ほどの参加を呼び掛けている。申し込みが多い場合は選考の上、決める。応募締め切りは30日。件名は「第4回いしのまき演劇祭参加希望」、(1)団体名(2)代表者名(3)連絡先−を明記して、ishinomaki.engekisai@gmail.comに申し込む。詳しい参加要項は公式サイトか、いしのまき演劇祭の公式会員制交流サイト(SNS)で見られる。

 いしのまき演劇祭は2016年にスタート。東日本大震災で被災した石巻地方を、芝居の面白い街にしようと石巻出身の俳優や震災でつながった演劇人らが中心になって企画。1カ月間にわたって土・日曜、祝日をメインに芝居で街中に、新たなにぎわいを創出してきた。


2019年04月16日火曜日


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