東北社会人サッカーリーグ1部 コバルトーレ女川、いわきに惜敗

後半終了間際、女川のFW吉田圭選手(中央)がシュートを放つが、惜しくも外れる

 東北社会人サッカーリーグ1部が14日、開幕した。日本フットボールリーグ(JFL)から降格したコバルトーレ女川は、女川町総合運動公園第2多目的運動場でいわきFC(福島)と戦い、0−1で敗れた。2年ぶりの女川でのホーム戦だったが、初陣を飾れなかった。

 コバルトーレ女川は、2部で全勝し、昇格してきたいわきFCと互角の戦いを展開。後半14分、相手のスローイン時に隙を突かれて先制を許した。短いパスをつなぎ果敢にゴールチャンスをつくったものの、得点できなかった。

 阿部裕二監督(47)は「一瞬の隙を突かれて得点を許してしまった。悲観することなく次の試合も頑張る」と前を向いた。

 主将のDF宮坂瑠選手(24)は「内容的に自分たちの目指しているサッカーはできた。次はアウェー戦だが、勝ちにこだわって戦いたい」と意気込んだ。

 リーグ1部は10チームで争われ、ホームとアウェーで1試合ずつ戦う。次戦は5月19日、釜石市球技場で日本製鉄釜石(岩手)と対戦する。

<800人超すサポーター声援>

 久しぶりの地元での戦いを見ようと、800人を超すサポーターが詰め掛け、開幕戦勝利を祈って声援を送った。

 女川町の水産加工会社「高政」の高橋正樹社長(44)は、太鼓をたたきながらスタンドで応援。「負けたが、コバルトーレといわきFCで優勝を争う流れになるのでは…」と今後に期待を寄せた。

 県外からもサポーターが駆け付けた。震災ボランティアが縁でコバルトーレを応援する神奈川県横須賀市の会社員、泉田哲也さん(52)は「よい試合だったが負けて悔しい。選手の元気な姿を見られてうれしかった」と笑顔を見せた。

 試合は東日本大震災の被災地にあるチーム同士の復興支援マッチとして行われた。試合後は両チームのサポーターが互いのチーム名をコールし、健闘をたたえ合った。


2019年04月16日火曜日


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