石巻JC創立55周年記念講演会 山田五郎氏、まちづくり語る

魅力的なまちづくりについて語った山田氏

 石巻青年会議所(JC)は6日、石巻市の遊楽館で、創立55周年記念講演会を開いた。テレビなどで活躍する評論家の山田五郎氏が「現在(いま)、この地域(まち)の魅力って何?」と題し、石巻地方の強みやまちづくりについて語った。

 山田氏は、魅力的なまちづくりに必要な要素を「よそ者・若者・ばか者」と「雑多生・多様性」と強調。東日本大震災後にボランティアが市内で開いたカフェやアートイベントなどを紹介し「石巻は外部の人を受け入れる多様性のあるまちになった。震災を乗り越えて得た財産の一つだ」と語った。

 2010年秋にもJCの講演会で石巻を訪れたエピソードを交え、観光資源として食やパワースポットを挙げた。「わざわざ行きたくなるすしや割烹(かっぽう)などの高級店が必要。富裕層向けの五つ星ホテルがあってもいい。少子高齢化に合った、量より質のモデルを発信してほしい」と期待した。

 参加した同市鹿又の無職男性(63)は「外国人誘客の善しあしなど勉強になった」と話した。

 JCは1964年6月創立で、現在石巻地方2市1町の若手経営者ら約70人が所属している。JCの斎藤光智理事長(36)は「地域に気付きや学びを持ち帰ってもらう機会をつくっていきたい」と述べた。


2019年04月16日火曜日


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